赤ちゃんってすごい!脳科学から見た、赤ちゃんの言語のヒミツ

 

こんにちは!!

イクメンちゃん

ことそーたです☆

 

 

今回のテーマは「赤ちゃんって

すごい!脳科学から見た

赤ちゃんの言語のヒミツ。」

についてです。

 

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赤ちゃんは

だいたい1歳になる頃から

意味のある言葉を

少しずつ話し始めます。

 

赤ちゃんが言葉を

覚える時期に、赤ちゃんの

脳では何が

起きているのでしょうか。

 

アメリカの発達心理学者が

行った研究結果を

紐解きながら

見て行きましょう

 

・赤ちゃんはどうやって

言語を学ぶの? 

 

赤ちゃんは

聞き取り

ながら

学び始めます。

 

生まれたばかりの

赤ちゃんは

まだ言語を

習得していません。

 

個人差はありますが

だいたい1歳ごろから

母語を少しずつ

話し始めます。

 

では、このたった1年の

短い期間に赤ちゃんは

どのようにして

身につけているのでしょうか。

 

・赤ちゃんの発音の

聞き分け方法は

意外な方法

だった⁉︎

 

リスニングとスピーキングの

うち赤ちゃんが

先に学ぶのはおそらく

リスニングだろう、

 

ということは

感覚的にも

イメージしやすい

かと思います。

 

いつも自分のそばにいる

ママやパパの言葉を

聞くうちに、

よく繰り返される

 

簡単な言葉で

意味との結びつきが

覚えやすいものが

頭に入り、それを口真似

 

していくことで発話

できるように

なるのが一般かと

おもわれます。

 

実際に、赤ちゃんは

リスニング能力を

どのように身につけて

いくのでしょうか、、、。

 

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・赤ちゃんの聞き分けに関する研究とは?

 

赤ちゃんは

なんの知識も

経験もない状態で

生まれてきます。

 

そこからひとつの

母語を学ぶにあたって

最初のステップが

言語を聞き取り

 

そして聞き分けることです

この仕組みがどのように

行なわれているのかを

追究しました。

 

アメリカ人の乳児は

生後6~8ヶ月、10ヶ月以降も

l(アイ)とr(アール)の

聞き分けができる。

 

・生後6~8ヶ月の

日本人の乳児は、

l(アイ)とr(アール)の

聞き分けができる。


・生後10ヶ月以上の

日本人乳児は、

l(アイ)とr(アール)の

聞き分けができない。

 

「日本人の乳児は6~8ヶ月の

時期に聞き分けできていた

英語の子音の違いを

数ヶ月後にできなくなる」

 

というこの

研究結果には

違和感を覚える方も

多いかもしれません。

 

この結果について

「乳児の脳は

聞いた音を統計学的に

処理して学習する」

 

との解釈を

添えて

以下のように

解説しています。

 

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・乳児は

あらゆる音の

聞き分けが

可能である


・乳児は周囲の人々が

話す母語を聞くうちに

聞き分ける必要のない音の

差を無視し区別しなくなる。

 

その境目は

大体の乳児の

生後9ヶ月ごろにあたる

といいます。


・その代わり、母語

聞き分けが必要な音の差に

対しては敏感になり、

微妙な差を敏感に聞き分ける

 

赤ちゃんの目線から

解説すると、次のような

処理が脳の中で

行われていると考えられます。

 

英語に囲まれて育った

赤ちゃんの脳は

「r(アール)とl(アイ)の音は

似ているが少し違うな。

 

それに周囲の人の

会話の中で

この音の違いは

よく出てくる。

 

どうやらこの微妙な

音の差は重要だ。

引き続き区別しよう。」

と判断します。


一方、日本語に囲まれた

赤ちゃんの脳は

「r(アール)とl(アイ)の音は

似ているが少し違うな。

 

でも周囲の人の

会話にこの音の

差が出てくる

ことはない。

 

たぶん、この差は

とくに重要ではない。

今後は区別しなくても

大丈夫そうだ。」

 

と考え

聞き分ける必要は

ないと判断する

というのです。

 

これはもちろん

日本語と英語だけに

存在する差

ではありません。

 

同じ実験手法によって、

アメリカ人の乳児が

生後6~8ヶ月までは

聞き分けできた。

 

スペイン語の子音の差を

生後10ヶ月を超えると

聞き分けられなくなる

ことも確認しています。

 

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・赤ちゃんの聞き分けは取捨選択?

 

大人が英語のリスニング能力を

高めようとするとき

たとえば”here”と”hear”

の違いを聞き分けられる

 

ようになろうと「聞き分ける

ための『英語耳』を磨く」

と言って、何度も何度も

繰り返し聞き込み

 

耳を英語に

なじませようと

頑張る方法が

一般的でしょう。

 

赤ちゃんの学び方は

手法としては異なるものでした。

音の違いの聞き分けに力を

入れるのではなく

 

「音の違いを聞き分ける

べきかどうか判断する」

という方法を

取っていたのです。

 

 

大切なのは「人による語りかけ」です!!

 

 

このことを意識し

 

ママに頼られるイクメンパパを

 

目指してお互いに頑張って

 

行きましょ!!  では、、また